こんにちは。税理士の柴田です。
今回は「社会保険料控除」についてです。
社会保険料控除には「健康保険料」「厚生年金保険料」「国民年金保険料」「雇用保険料」「介護保険料」などが含まれます。
サラリーマンの方ですと意識しなくても給料から天引きされた社会保険料を年末調整でちゃんと控除してもらえますが、それ以外にも子供さんの国民年金を支払ったり、親の健康保険などを支払ってあげた場合も支払った人が「社会保険料控除」として控除することができますので、忘れないように控除してもらって下さい。
年末調整シリーズ、第2回目は「地震保険料控除」です。
東日本大震災以来、注目されている地震保険ですが、まだまだ加入されている方は少ないように思います。
所得税では5万円までは全額控除してもらえます。所得税は稼ぎの少ない人ほど税率が低く、稼ぎの多い人ほど税率が高くなっています。
その幅は5%から40%までとかなりの差があります。 つまり5万円の控除に対し、2,500円~20,000円税金が安くなることになります。これらも考慮にいれて地震保険の加入を検討してみてはいかがでしょうか。